半導体製造には,非常にクリーンな環境での高速搬送が求められる.当社で提供している半導体処理設備に用いられるウェーハ搬送装置も,そのような要求に応えるように他社に先駆けてさまざまな工夫がなされている.その高い信頼性と生産性はワールドワイドのお客さまから評価されています。最先端の業界スタンダード装置として、最先端技術と多様なニーズに対応すべく進化し続けています。
付加機能としてウェーハ面にレーザーマーキングされたウェーハIDの読み取りやアライメント機能等の追加が可能です。また、スペックについては、ウェーハ200mm及び300mm等で、使用キャリア、機能により対応可能です。face to face搬送、back to back搬送にも対応しています。
群馬産業技術センターとの共同研究により、次世代半導体機材として使用される大型シリコンウェーハに対応可能な、搬送ロボットを開発しました。シリコンウェーハは防塵のため、搬送容器にて運ばれ、加工工程毎に取出→加工→搬送容器への収納が行われる。搬送ロボットは、この取出・収納を行う装置である。
次世代のシリコンウェーハは、直径が従来の300mmから450mmと1.5倍に大型化され、130gほどであった自重が450g~700gと非常に重くなり、タワミも生ずる。このため、従来の搬送ロボットでは正確なハンドリングが出来ないという課題が生じていた。本装置は、この課題を解決し、大型シリコンウェーハの高速・高精度な搬送を可能とするものである。
クリーンロボットを応用したシステムです。
300mmのウェーハを1枚単位で、カセット(容器)A~Bへ搬送します。
対応するカセット(容器)は、FOUP ・ FOSB ・ OPEN ・ PFAです。
1枚単位の搬送が標準ですが、5枚単位 ・ 25枚単位の搬送も対応可能です。
カセット間でウェーハを安全に一括搬送 ・ スロット指定搬送(同一キャリア内搬送可)致します。
カセットからウェーハを持ち上げてロード/アンロードを行うため、カセットとの接触を最小限に抑え、摩耗・発塵・ウェーハ端部の損傷を防ぎます。ウェーハマッピングにより、ウェーハの位置ズレ、二枚重ねなどのローディングエラーを検知します。 誤操作防止センサ、非常ボタン付。
簡易的にウェーハを搬送したい
カセット内ワークの擦れを抑えたい
カセットステージ数、自動化、ワークサイズ等
本装置は、φ300mm(12″)石英ガラスウェーハを、ステージ①~ステージ②のキャリア間で自動的に枚葉で移載を行うシステムです。
使用するカセットは、FOUP・FOSBキャリアです。
基本的にキャリアは、作業者がステージにセットします。
空気洗浄度:ISO Class3(ISO-14644)
別紙図面を参照下さい。
ステージ 1(ローダー)
ステージ 2(アンローダー)
ウェーハ搬送ロボット